スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おかえりなさい。

 このお話は管理人が溜まりに溜まった脳内の妄想を吐き出す為に初めてノートに書いたという恥ずかしいものです。
時間が経てば経つほどアップしづらくなると思ったので早いうちに・・・。


 入籍した日のお話です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 




 今朝、あたしは入江くんと区役所へ行って婚姻届けを出した。
 
 今日からあたしは『入江琴子』よ~!!



 けれど、イマイチ実感が沸かない。
 入籍騒ぎをあれだけ派手にしておいて念願叶ってやっと入江くんのお嫁さんになれたのに。

 少しでも実感を味わいたくて、寝室の机に座ってとりあえず『入江琴子』と書いてみる。
 相原じゃなくって入江。   ・・・うん、すっごく新鮮。
 そして、あたしの名前の上に入江くんの名前も書いてみる。


      入江 直樹
      入江 琴子

 
 あっ こうして見るとなかなか良い感じ。夫婦っぽく見える。
 あたしはすごーく嬉しくなって、うふふ・・・。と笑いが止まらない。


 「・・・なにしてんだよ。」

 「あ・・・入江くん、おかえりなさ~い」

 
 って、ああっ!!夫婦になって初日なのに、自分の世界に入りすぎてお出迎えをしそこなったじゃないの・・・。


 「入江くん、インターホン鳴らした?」

 「いや、夜遅かったから鳴らしてない。」

 「お出迎え出来なかった・・・。」

 「別にいいよ、そんなの。」


 今日からめでたく大学に復帰した入江くんは、早速帰りが遅い。
 やっとお医者さんになるためのお勉強が出来るんだもんね。
 あたしも自分の事のように嬉しい。


 「入江くん、夕飯は?今日はあたしも頑張ってお母さんと作ったんだよ。ビーフシチューなの。」

 「あ、悪い。食ってきた。明日の朝食べるよ。」

 「朝から? シチュー?」

 「ん?ダメか?」

 「ううんっ ダメじゃないよっ」


 あたしが思いっきり笑顔で答えたら、入江くんはフッと笑って机の上に図書館から借りてきた難しそ~な本をドサッと積み上げた。
 1.2.3.4・・・ ・・・これ、どれくらいで読み切るんだろう・・・。
 しかも日本語じゃないし・・・。
 あたしにはどこの国の何の本かも分かんない。


 「結構似合ってんじゃん、 入江琴子さん?」


 入江くんは、さっきあたしが書いた名前の紙を持って笑いながら言ってくれる。

 本当にそう思ってくれてる? 入江琴子って似合ってる? 


 「今日入籍したばっかりだから当たり前だけど、あんまり実感なくって。」

 「おまえ、朝、区役所で受付の人に『奥さん』って言われて感動してたじゃねぇか。」

 「あ、そうね。そうだった。」


 本当だ。入江くんにも言って貰ったのに。
 やっと入江琴子になれて、涙がでる程嬉しくって感動したのに。
 夫婦になって初めて入江くんと一緒に大学行って、理美やじん子達にひやかされすぎて、すぱーーーーっと忘れてた。

 あたしは気まずくて笑って誤魔化していると、入江くんはやれやれ――と言わんばかりに溜め息をついた。


 「琴子、こっちこいよ。」


 入江くんはあたしの手を握るとベッドまで引っ張って座らせてくれた。


 
 「ん・・・。」



 ベッドに座るなりあたしの頬を両手で覆うと、そっとキスしてくれた。
 ちゅって優しいキス。
 目をあけるとフッと笑った入江くん。


 「入江くん?」


 どうしたの?と聞くと入江くんは別に・・・。って言って立ち上がりお風呂に入る準備をしてさっさと部屋から出て行こうとする。
 もうちょっと話していたいなって思っちゃうけど、お風呂から上がってきたらここにまた戻ってきてくれるもんね。



 行ってきますって出掛けて、ただいまって帰ってきてくれる、そんな感じ。



 ドアノブに手をかける入江くんにあたしは声をかけた。


 「入江くん、お風呂行ってらっしゃい。お風呂から戻ってきたらお帰りなさいって言うね。」

 
 入江くんの耳にそっと言うと、入江くんもあたしの耳にそっと囁いた。




 「おれが風呂出てくるまでちゃんと起きてろよ。」



 
 パタン・・・とドアが閉まる。
 別にすごくえっちな事言われた訳じゃないのに、あたしの顔はすごく熱い。
 入江くんはお帰りなさいって言って欲しいからそう言っただけだよ。きっと。

 
 けれど、あたしはこのあとすっごく甘い時間を入江くんと過ごす気がしてならない。
 

 それからあたしはお風呂からあがった入江くんの顔を見ることが出来なかった。

                                   《END》



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この頃の管理人の脳は
  「琴子・・・。」「入江くぅ~ん」「琴子・・・。」「入江くぅ~ん」がずっっっとエンドレス!!

もういい加減吐き出さないと脳内がおかしくなるっ!って書いた記念すべき(?)モノです。
その延長がこのブログ。読んでくださって本当にありがとうございます(涙)!

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re:スヌーリー さま。


こんにちは。コメントありがとうございます。

入籍日ということは、すでに直樹と一線は越えてる筈なんですけど、初々しさは絶対忘れちゃいけないポイントですよね。
直樹も内心はデレッデレですよ!
渡辺くんだったら直樹のデレデレに速攻気づくことでしょう☆

また、遊びにいらしてくださいね♪

Re:miyaco さま。

こんにちは。

miyacoさんからの悶絶という褒め言葉、有り難うございます。

入籍した日は絶対に野獣化しますよね~?

ウチの直樹も野獣になりますかね・・・。


まだまだ頭の中で直樹と琴子が囁き合っているので、miyacoさん何か良い処方箋ないですかね・・・(笑)

素敵コメント感謝します☆

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 藤夏さま。

わぁ~☆
藤夏さん!コメントありがとうございます!!

無謀にも開設しちゃいました☆

そう・・・。甘いんですよ・・・。どうしても甘くなっちゃう脳みそみたいです、管理人は(汗)

もう少しツンツンな感じを出すのが目標、って思うのですが、ピンクな脳みそしている今は無理かも知れません(笑)

お暇なときはいつでも遊びにきてくださいね♪

ありがとうございました。

凛さま。

こんにちは☆

拍手コメントありがとうございます♪

開設したばかりの頃のお話まで読んで下さってありがとうございますm(_ _)m
確かに「入江琴子」って絶妙なバランスですね(*^_^*)字体からでもやっぱり入江くんと琴子ちゃんは結ばれるべき存在だったのかもと凛さんのコメントから改めて思いました。
何事も日常こそが一番の幸せ♪イリコトを創作する度に一番に思うことです(^_^)
プロフィール

narack

Author:narack
☆いらっしゃいませ☆
 こちらは「イタズラなkiss」の二次創作と管理人の好きな物etcをつぶやくblogです。

 イタズラなkissに関しましては管理人の勝手な想像、妄想によるものですので二次世界が苦手な方はご遠慮ください。
 また、作者様、出版社様、その他関係者様とは一切関係ありません。

 管理人の創作で少しでも笑顔になれたら嬉しいです。
 皆様がHAPPYになりますように。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カウンター
現在のお客様
現在の閲覧者数:
☆リンク☆
Swinging Heart (ぴくもん様)
こんぺい糖と医学書 (千夜夢様)
*初恋* (miyaco様)
雪月野原~snowmoon~ゆづきのはら (ソウ様)
Embrasse-moi (えま様)
みぎての法則 (嘉村のと様)
真の欲深は世界を救う (美和様)
日々草子 (水玉様)
むじかくのブログ (むじかく様)
みんなのイタKISSブログ (ルン様)
Snow Blossom (ののの様)
『ハピ☆スマ』バナー
相互リンクはイタズラなKissの二次創作サイト様のみ受け付けております。 その他のサイト様とのリンクは受け付けておりませんのでご了承ください。 ☆イタキス創作家様へ☆ お持ち帰りの際は、ご連絡をお願いします。
☆新しくバナーを追加しました♪リンクされている方はお好きな方をお選びください☆
このブログをリンクに追加する
月別アーカイブ
最近のハマりもの♪
なんだか気になって仕方がない 『うたプリ♪』 ※曲が流れます♪        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。