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Do you love her? 【番外編:久瀬の災難 -1-】

久瀬くんのその後のお話を・・・という貴重なご意見を頂いたので嬉しくて考えてみたのですが、どうだろう・・・コレ、な微妙な気がしてならない(大汗)

続き物といっても長くはなく本当は全て書き上げてから更新したくて頑張っていたのですが、どうにもはかどらず全部書き上がるのを待っていたら桜が咲きそうなので、自分に鞭を打つためにも強制更新(笑)


そして読まれる前に一つ(^_^)
このお話はオリキャラ、久瀬くん目線で進みます(^_^)
しかも一話目はほぼオリキャラワールド(オイ!)になっています。2話目からはバカップルが登場しますが(^_^;)それでも大丈夫だよという方のみ続きを読んでやってください♪




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 










 今日は朝からツイていないな・・・

 と、俺は思った。

 
 
 徹夜していた訳でもないのに目覚ましに気付かず寝過ごしてしまったし、毎朝見ている情報番組の星座ランキングは最下位だった。
 占いを信じているわけではないけど最下位だと何だか気分も良くない。弾んだ声で最下位のラッキーアイテムを告げるアナウンサーの声を聞きながら急いで朝食を摂り家を出た。

 そして走って駅に行けば電気系統のトラブルかなんかで電車が遅れていてダイヤも狂い、いつも以上に混み合っていた。
 ギュウギュウのすし詰め状態の満員電車から吐き出されるように飛び出すと大学まで走る。
 家からここまでずっと走りっぱなしで息を切らしながらなんとか時間ギリギリに大学へ着くと講義室へ入った途端に仲の良い同期生の山田が俺を見るなりもの凄い顔をして駆け寄ってきた。


 「久瀬!!おまえっ昨日入江の奥さんに何しでかしたんだよ!!」

 「は?」


 頭がまともに働かない朝一番からいきなりそんな質問をぶつけてくる山田に短い返事を返す。
 面倒くさい顔をしているだろう俺に「昨日おまえが帰ってから大変だったんだからな!!」と興奮しながら叫ぶ。


 「何が大変だったんだよ。」


 とりあえずゆっくり話を聞くためにイスに座る。
 山田も興奮冷めやらぬって感じで俺の前の席にどっかりと座った。
 

 「昨日、ここに入江の奥さんが迎えに来たんだよ。」

 「あぁ、知ってる。帰り廊下で会った。」

 「そうらしいな。で、おまえ、そこで奥さんに何言ったんだよ!!」

 「何って・・・初めましてって挨拶したくらい・・・。」

 「どんなっ!!??」

 「どんなって・・・」


 だから何でそんな事細かく聞かれなければならないんだ?
 ただ俺はいつもお世話になってる入江の奥さんに挨拶したまでだぞ?!
 不躾な質問に眉間に皺を寄せて山田を覗うと「入江が来るまでに早く言えっ!!」と先を促すばかり。
 あんまりにもしつこいし特に隠す必要もないから俺は昨日の入江の奥さんとの会話内容を話した。



 廊下で入江の奥さんを見かけて。そこで俺は自分は入江と同じ医学科のグループで昨日(一昨日)一緒に飲みに行ったことと、噂ではよく聞くが初めて奥さんの琴子さんに会ってそれがまた初々しくて可愛らしかったので『可愛い奥さんですね。』と言ったことと、そして廊下であまりにも医学生に注目されていて元気なさげだったから『もっと自信持っていい』と言ったこと。


 そう説明し終えると、山田は「はぁ・・・」と溜め息を吐いていた。そしてこう続けた。
 
 
 「それとお前、奥さんに触れたりとか・・・した?」

 「・・・は?何その質問。」

 「いいから!入江が来る前に知りたいんだ!」

 
 だからなんでそんなに入江を気にするんだよ。
 その理由を聞きたいけれどとりあえず質問に答えるために昨日の出来事を思い返してみる。


 「あ~・・・その時に頭を撫でたかも。なんか入江の奥さんって自分の妹みたいで可愛いんだよな。」

 
 俺、年の離れた小学生の妹いるし。まだ反抗期もないし純粋に慕ってくれるから可愛いんだ。 
 っていうか、それと入江の奥さんと何の関係があるってんだよ。
 俺の話を聞いていた山田は「それだよっ!!それっ!!」と俺の胸倉を掴んできた。

 
 「だっ・・・なんだよ!!話が見えねぇよ!!」


 話せと言われたから正直に話したのに何で胸倉掴まれなきゃいけねぇんだよ!!
 理不尽だろうが!!そう山田に文句を言うと「理不尽なのはこっちの台詞だ!!」と逆ギレをされた。
 ・・・全く話が見えてこない。


 「おまえの要らないその一言と行動で昨日おれ達は入江に講義室にいながら北極へ強制的に連れて行かれたんだぞ!!見ろ!!その証拠に半分以上熱を出して自主休講だ!!」


 「はぁ?」


 そう言われて周りを見渡せば学生達が少なかった。
 でも少ないのは電車のダイヤが乱れていたからじゃないのか?それにインフルエンザも流行る時期だ。
 なのに山田からでる台詞は入江に北極連れて行かれたとかそれで風邪引いて寝込むとか。
 なんだそれ。
 

 「そんな非現実的な事信じられるわけないだろう?ましてや俺達は医者を目指している人間だぞ?!俺達がそんなこと言うもんじゃないだろ。」

 「お前、そんな事言って良いわけ?そもそも入江がこの講義室を北極のホワイトアウトにしてホッキョクグマを連れてきたのは久瀬、お前のせいだからな。入江が来たら覚悟しておけよ。」

 「・・・・・・ぶっ」


 あんまりにも山田が真剣な顔で言うものだから俺はおかしくて吹きだしてしまった。
 
 だって入江だぞ?あのいつもクールで物静かな入江直樹だぞ?
 そんな奴が感情を爆発させるようなことをするのだろうか。
 それか世間で言う怒らせると怖いタイプとか?
 俺はイマイチ入江がそんな風にキレるような人間だなんて信じ切れないでいた。

 山田も信じ切っていない俺に対してほぼ呆れた顔で見ている。
 そして最後にこう言った。


 「まぁ、お前の気持ちも分かる。俺も昨日まではそうだったんだからな。でも奥さんに対しての入江の嫉妬深さと執着心を甘く見ると痛い目に遭うぞ。」
 
 
 大マジな山田の顔。
 ホント一体何なんだよ・・・。


















 それから暫くして――――――――

 講義開始直前に入江がやってきた。


 「おっす。」


 と俺が手を挙げて入江に声を掛けると山田が「あっ馬鹿!」と小さく呟いた。
 なんだよ。もう昨日の話だぜ?そんな何時までも引きずるような女々しい男じゃないだろう入江は。
 そういう意味を含めて「大丈夫だって」と山田の肩を叩く。
 
 入江は俺の声に気付いたようで周りの奴らと挨拶を交わしながら俺の所にやってきた。
 そして、俺の横に座る。
 ほら、大丈夫じゃん。俺に対して怒ってたりしたら無視とかするだろ。
 でも入江はいつもと変わらない。


 「良かったな間に合って。電車、混んでただろ?」

 「あぁ、原因は何だったんだ?」

 「電気系統のトラブルだってよ。遅刻ギリギリで入江も来たけどこんなに自主休講が多かったら休講になるかもな」

 「・・・で、なんでこんなに少ないんだ?」


 入江は周りを見渡しながら聞いてきた。


 「なんか流行の風邪みたいだぜ?」

 「インフルエンザか?」

 「いや、それがさ。山田の奴変なこと言うんだぜ?」

 「く、久瀬!!!」


 山田が慌てて割り込んでくる。それ以上余計なこと言うなよと言わんばかりの表情。


 「だから大丈夫だって。天才の入江に限ってそんなことないって!!」

 「・・・おれ、おまえがどうなってもしらねーからなっ」


 山田はそう言い切ってガタンっと音を立てて立ち上がり他の奴らの所へ移動してしまった。
 前の席に移動していった山田を見送っていると入江が「何?」と先を促してきた。
 俺は笑い話的なノリで話した。

 
 「入江がここの奴らを北極に連れてったからそれで風邪引いて寝込んでるんだってさ。」

 

 ありえないだろう??そう問いかけながら隣にいる入江の顔を覗き込むと・・・







 「・・・・・・・・・・・・へぇ・・・。」

  


 

 いつもの自信ありげな表情・・・の中にどこか威圧的な目。

 
 「・・・・・・(ん?)」

 
 
 俺は背中にぞくっと寒気が走ったような気がした。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 前置きで申した通りオリキャラ祭りで入江くんはちょこっと・・・。

 こんなお話(どんな?!)ですが続き書いても良いでしょうか~?って書いてますけど(^_^;)
 次回はバカップル出ますんで♪





 

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アハハハ(^_^;))))))コソコソ…

こんばんは。更新ありがとうございます。

久瀬くん、知らぬが花ですね。久瀬くんが言う通り普通見ている直樹なら、クールでカッコ良いんですよ。
ただ愛する妻が絡むと許容量なんてミクロン単位で嫉妬深く執着心はゴ〇ブリホイホイなみにベタ〜〜なのよ。久瀬くん、あなたはきっと新しい世界を学べる素晴らしいチャンスが来たんだと思いましょう。
そして自分はこうはなるまいと教訓にするか、直樹に「師匠!」と付いていくのか考えましょう(笑)

久瀬くんのその後どうなった?が気になったので嬉しゅうございます。

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山田くんに一票!!

怖いもの知らず?世間知らず??久瀬くんが暗黒に包まれたことに気づくのはもうすぐですね♥黒い!!黒いよ、入江くん!!このテイストのお話大好物です♥続き楽しみにしております♪

Re:紀子ママさま。

こんにちは☆

コメントありがとうございます♪

嫉妬許容量は微粒子並みで執着心はゴキホイ並~!!(爆笑)
入江くんの本性を知っている人なら納得でしょうけど久瀬くんはまだ未開の地でジャングルを彷徨っている最中。これからどんな道を歩きどんな世界へ出るのか?!
紀子ママさんが提案してくださった選択肢。久瀬くんはどちらを選ぶんでしょうね~(^_^)

続きは大体書き上がっておりますので、最終確認後に更新したいと思っております(^_^)

Re: chan-BBさま。

こんにちは☆

コメントありがとうございます♪

わぁ~☆お久しぶりです♪お忙しい中ありがとうございます♪
もうイリコトの影が薄い中、そんな風に読んでいただけるなんてっ(>_<)ありがたや、ありがたや。
本編で入江くんの放つ極寒を味わえなかった久瀬くん。それはもう楽観的なお方でございます(^_^;)
次は漸くイリコト登場でどうなるやら・・・。
たまに入江くんが私の手を離れ暴走し始めるので今回も私の思惑を軽々超えてラストが予定とずれてしまったのですがまぁこれはこれでアリかなっと思っております(^_^;)

久瀬くんの災難、chan-BBさんのツボに嵌ってくれるといいなぁ~♪(ドキドキ(*^_^*))


そして、ぴくもんさんのお話の挿絵も♪
恥ずかしながら参加させていただきましたよ~。
私もどんな風に載せていただけるのかとドキドキしております♪

Re: もりくまさま。

こんにちは☆

コメントありがとうございます♪

久瀬くんはどっちかというと怖いもの知らず・・・かもしれません(笑)でも世間知らずっていうのも当て嵌まりますね(^_^;)すごく人に対して警戒心がない子なんです。
いろんな意味で純粋(?)な久瀬くんに暗黒がっ!!
純粋すぎるが故にどす黒い暗黒に襲われるのは時間の問題かも・・・?

うふふ(*^_^*)もりくまさんにも気に入っていただけて嬉しいです♪
続き、出来上がっておりますので確認後、更新しますね(^_^)遅くなって申し訳ありません。

emaさま。

こんにちは☆

拍手コメントありがとうございます♪

そしてそしてこちらこそありがとうございます~!!
あの冷えた目つき!!もうラストの挿絵に貼り付けたい位に嵌っちゃって(≧▽≦)!!
大興奮しつつ、とっても嬉しかったです~!!
続き、更新しますので時間が空いたときになど見に来てくださればと思います♪
あぁっ!!emaさんの様にスラスラと描いてみたいです~(*^_^*)
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